糖尿病と巻き爪の関係

巻き爪について調べていく中で、頻繁に出てくるキーワードが「糖尿病」です。

足のトラブルである巻き爪と糖尿病は、一見かけ離れている存在のようですが、実は、この2つには重要な関係があるようなのです。

詳しく見ていきたいと思います。

 

糖尿病とは

糖尿病とは、血液中のブドウ糖の濃度である血糖値が上がる病気です。

血糖値が高くても、すぐに問題となることはありません。

しかし、その症状が数年間続くと、全身の血管が障害して、合併症などを起こす可能性が高くなります。

主な合併症が以下のような症状です。

 

  • 糖尿病性神経障害

高血糖の状態が続くと、手足の血行が悪くなり、神経障害が起きます。

しびれなどに始まり、悪化すると壊疽を起こすこともあります。

 

  • 糖尿病性網膜症

血行障害から眼底の血管がつまり、視力の低下から、悪化すると失明することもあります。

 

  • 糖尿病性腎症

高血糖のために、腎臓のフィルターが詰まり、血液のろ過がうまくできない状態になります。

悪化すると、人工透析が必要になります。

糖尿病は一度なってしまうと治りません。

合併症を防ぐために、血糖値を下げるような治療が必要になります。

 

巻き爪と糖尿病の関係

巻き爪と糖尿病の関係性

糖尿病のサインは、足に現れることが多いと言われています。

その中でも巻き爪は代表的な症状です。

糖尿病の方はもちろん、糖尿病に不安がある方は、巻き爪と糖尿病の関係を理解することがとても大切です。

ちょっとした症状から糖尿病を自覚することができたり、合併症の早期発見にも繋がるでしょう。

 

糖尿病はどうして足に症状が現れるのか

糖尿病は、血液中の糖度が高い状態が続く病気です。

高血糖の状態が長い間続くと、血液の流れが悪くなります。

そして、心臓から遠い手足まで、血液が十分に行き渡らなくなるのです。

足の爪は最も末端にあるので、特にその影響を受けやすい部分なのです。

血流障害が起こることで、爪の変形が起こりやすくなります。

また、細菌に感染しやすくなり、爪に炎症、化膿などの様々な影響が現れます。

 

以上、巻き爪と糖尿病の関係を見てきました。

糖尿病は、恐ろしい合併症を引き起こす可能性のある病気です。

そして、巻き爪がその糖尿病のサインであることがわかりました。

巻き爪には、色々な原因があるので、すぐに糖尿病と結びつけるのは難しいかもしれません。

しかし、この巻き爪と糖尿病の関係を理解しておくことにより、だるい、立ちくらみがする、視力が低下した気がするなど、巻き爪だけでなく全身に気になる症状を感じた時には、糖尿病を疑うことができるようになるでしょう。